平和祈念展示資料館科(総務省委託)
東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル48階
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企画展『平和祈念展示資料館 未公開資料展』

企画展『未公開資料展』

平和祈念展示資料館が所蔵する資料の中から、海軍下士官兵の軍装品、従軍看護婦の制服や医療器具、ソ連軍の侵攻により廃校となった旧制星輝中学校に関する資料など、常設展や企画展では展示していない貴重な未公開資料を紹介しました。
会期:平成25年4月23日(火)~7月15日(月・祝)
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陶器製ソケット

陶器製ソケット [とうきせいそけっと] 栗村道彦氏提供 (通期展示)

戦争が激化し、国内では、武器生産に必要な金属類が不足していました。それをうけて、昭和16(1941)年に金属類回収令が施行され、金属の代わりに陶器や木などを使った代用品がさかんに作られました。

陶器製ソケット
陸軍外套

陸軍外套 [りくぐんがいとう] 牧野正道氏提供 (通期展示)

兵士が復員した際に支給された陸軍九八式外套です。着の身着のままで帰国した復員者に対して、故郷に帰るための衣類として、軍服が渡されました。

陸軍外套
手製スプーン

手製スプーン [てせいすぷーん] 向井恵二氏提供 (通期展示)

シベリアで抑留生活を送っていた際に、抑留者が手作りしたアルミ製のスプーンです。

手製スプーン
陸軍 防寒靴

陸軍 防寒靴 [りくぐん ぼうかんぐつ] 宮崎まり子氏提供 (通期展示)

戦地に配属された際に支給された陸軍九六式防寒靴です。靴の内部には毛皮が張られています。この防寒靴は、シベリアに抑留されてから、昭和23(1948)年に引き揚げるまでの間、使用されていたものです。

陸軍 防寒靴
靴下

靴下 [くつした] 伊藤房次郎氏提供 (通期展示)

シベリアで抑留生活を送っていた際に、寒さをしのぐために抑留者が手作りした靴下です。

靴下
星輝中学校 校旗

星輝中学校 校旗 [せいきちゅうがっこう こうき] 二神照夫氏提供 (通期展示)

昭和20(1945)年8月12日、校長以下の学校職員と学生たちは牡丹江市[ぼたんこうし]から日本へ引き揚げる際に、校長の命令で校旗を持ち出しました。学生たちが交代で校旗を腹に巻いて、日本に持ち帰りました。校章は北斗七星にちなんだ七芒星[しちぼうせい]をデザインしたものです。

星輝中学校 校旗
星輝中学校 校長公印

星輝中学校 校長公印 [せいきちゅうがっこう こうちょうこういん] 二神照夫氏提供 (通期展示)

校長が公務の際に使用した印章で、「星輝中学校校長事務取扱之印」という文字が彫られています。

星輝中学校 校長公印
本校措置報告書

本校措置報告書 [ほんこうそちほうこくしょ] 二神照夫氏提供 (通期展示)

この報告書には、星輝中学校の牡丹江市[ぼたんこうし]からの引揚げから、博多港上陸後に執り行われた旧制福岡中学校校庭での解散式までの経過が記されています。

本校措置報告書
海軍 第一種軍衣・軍袴

海軍 第一種軍衣・軍袴 [かいぐん だいいっしゅぐんい・ぐんこ] 松谷博氏提供 (前期のみ展示)

第一種軍装の生地は純毛を原料としましたが、昭和15(1940)年以降になるとスフ(化学繊維で作った紡績用の短繊維)や綿と混紡されました。これは下士官用のもので、軍衣の形は立襟、金ボタン5個の長ジャケット型になっています。

海軍 第一種軍衣・軍袴
海軍 臂章 一等水兵 官職区別章 (夏服用)

海軍 臂章 一等水兵 官職区別章 (夏服用) [かいぐん ひじしょう いっとうすいへい かんしょくくべつしょう (なつふくよう)] 松谷博氏提供 (前期のみ展示)

下士官兵の官職区別章は、抱桜葉[だきおうば]と桜花、各兵種のシンボルマークを合わせて構成したデザインになっています。
これは、水兵科のシンボルマークである錨[いかり]が刺繍されており、兵であるため抱桜葉[だきおうば]がありません。上部の桜花は一等であることを表しています。

海軍 臂章 一等水兵 官職区別章 (夏服用)
海軍 臂章 上等兵曹 官職区別章

海軍 臂章 上等兵曹 官職区別章 [かいぐん ひじしょう じょうとうへいそう かんしょくくべつしょう] 松谷博氏提供 (前期のみ展示)

海軍兵の増員と経費節減に対処し、かつ海軍以外には分かりづらいデザインを改善するため、昭和17(1942)年に官職区別章の改正が行われました。機械織による大量生産が可能になり、従来のものよりも階級の識別が容易なデザインに変更されました。桜花の色は兵種を、上部の横線は下士官兵の等級を表しています。

海軍 臂章 上等兵曹 官職区別章
露西亜語カード

露西亜語カード [ろしあごかーど] 坂寄靖之氏提供 (前期のみ展示)

関東軍直轄の露語通訳要員教育隊に所属していた軍人が、ロシア語の習得のために使用していた教科書と単語カードです。

露西亜語カード
千人針

千人針 [せんにんばり] 桑原ハル子氏提供 (後期のみ展示)

千人針は、出征する男性の武運と無事を祈り女性たちが作ったお守りで、木綿の布に女性たちが一つずつ赤い糸で玉留めをしました。これには、5銭硬貨と10銭硬貨が縫い付けられおり、それぞれに「4銭(=死線)を越える」「9銭(=苦戦)に勝つ」という意味が込められています。

千人針
水筒

水筒 [すいとう] 有澤芳雄氏提供 (後期のみ展示)

軍隊で支給され、モンゴルでの抑留生活においても使用したアルミ製の水筒です。酷寒をしのぐため、この水筒をペチカ(ロシアの暖炉)で温めて、懐に抱いたりしました。

水筒
従軍看護婦 制服

従軍看護婦 制服 [じゅうぐんかんごふ せいふく] 中原益美氏・田村昌子氏提供 (後期のみ展示)

従軍看護婦は白衣の他に、制服を着用していました。この制服は、紺色のウール生地で作られており、胸には名前・所属部隊・本籍地が書かれた札が縫い付けられています。左腕にある鞍山市[あんざんし](現・中国遼寧省[りょうねいしょう])日僑俘管理所[にっきょうふかんりしょ]」腕章は、引揚げ時に付けていたものです。

従軍看護婦 制服
注射器・アンプル収納ケース

注射器・アンプル収納ケース [ちゅうしゃき・あんぷるしゅうのうけーす] 中原益美氏・田村昌子氏提供 (後期のみ展示)

注射器とアンプル(注射剤が入ったガラス製の容器)を収納するためのステンレス製のケースです。二段式になっており、上段には注射器と注射針、下段にはアンプルなどが収納されています。

注射器・アンプル収納ケース
予防接種証明書

予防接種証明書 [よぼうせっしゅしょうめいしょ] 中原益美氏・田村昌子氏提供 (後期のみ展示)

予防接種を受けたことを証明する書類です。外地から日本へ引き揚げてきた人は、帰港地で予防接種を受けることが義務付けられていました。

予防接種証明書
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